そろそろ誰も見ていないかなと言うことで。

故あって資格試験にはまり一年半ほど参考書を持ち歩く生活をしてから読書リズムを失って半年ほど。
リハビリに購入した一冊目は挫折、ならば薄めをと選んだ二冊目は読み終わってから既読だったと気付き、三冊目にしてようやく読み切ったということで記念に久々に日記を。

トウェイン完訳コレクション 不思議な少年44号 (角川文庫)

トウェイン完訳コレクション 不思議な少年44号 (角川文庫)

まあ読み切ったのはこれだったのだけれども、その途中で岩波文庫の同名作も発見。
角川文庫の方の後書きは先に読んでいたので、冒頭を読んで例のアレだと察知しすかさず手元に確保し、これがリハビリ四冊目の予定。

不思議な少年 (岩波文庫)

不思議な少年 (岩波文庫)

(1999年発売と書いてあるけど実物は1990年第33刷。表紙のイラストもトウェインの白黒写真。ISBNコードって改版してもそのままなのか)

複数作を継ぎ接いで、一部の逸脱思想表現を消して……と言うバージョンのはずなのに厚みが角川の半分くらいしかないのは一体。そんなに検閲されたのか。
パラパラ流し見るに、先にこっち読んでたら先入観で角川版を楽しめなかったような予感がする。実際岩波版購入後の後半、こちらでの44号の呼称が気になって仕方がなかった。

皮算用では五冊目にウェルズ、六冊目に挫折した一冊目のリベンジのつもりでいる。さてどうなるか。